長期療養者への医療サービスや介護を提供する施設
概要
医療法に規定される療養病床などを有する病院や診療所で、入院する要介護者に施設サービス計画(ケアプラン)にもとづいた療養上の管理、看護、医学的管理のもとでの介護などの世話、機能訓練、その他の必要な医療を行います。それだけに医療重視の長期療養者への適切なケアや療養環境、医学的管理を提供することが求められます。
なお、医療制度改革に伴い、介護療養型医療施設(介護療養病床)は当初、2012年3月までに廃止されることになっていましたが、その“受け皿”の整備が進んでいないため、2024年3月まで猶予されることになりました。
施設数
1,196か所(2017年10月現在)
主な就業職種
医師、看護師、医療ソーシャルワーカー(MSW)、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、精神保健福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)、介護職員、介護福祉士、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、栄養士、医療秘書、事務職員
採用について
介護療養型医療施設(介護療養病床)はいずれ介護療養型老人保健施設やケアハウス、2018年4月に創設された介護医療院などに統廃合されるため、採用にも影響がありそうです。
関連団体・組織
日本慢性期医療協会
http://jamcf.jp/
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