困難な問題を抱えた女性を保護し、自立に向けた支援を行う施設
概要
貧困、困窮による性売、DVや性暴力被害、身体的・精神的障害などさまざまな事情により日常生活、社会生活を営むうえで困難な問題を抱えた女性を保護し、安心して暮らせる場を提供し、心のケアや自立に向けた支援を行う入所施設です。
困難な問題を抱える女性への支援に関する法律が2024年年4月1日から施行されることに伴い、従来の「婦人保護施設」が名称変更し、新たに「女性自立支援施設」となりました。
女性自立支援施設において行われる支援内容は下記のとおりです。
<支援内容>
・困難な問題を抱える女性の入所とその保護
・医学的または心理学的な援助
・自立の促進のための生活支援
・施設退所者について相談その他の援助
・同伴児童に対する学習及び生活支援
施設数
47か所(2022年4月現在)
出典:「4.婦人保護施設について」|厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/content/001268912.pdf)
主な就業職種
生活援助指導員、看護師、心理療法担当職員、調理員、栄養士、事務職員
採用について
近年、社会問題となっている割には施設数がまだ少なく、採用も欠員が生じた場合などに求人がある程度です。
関連団体・組織
自治体