高齢化と人口減少により労働供給が不足する2040年問題が顕在化するなかで、介護現場における人材確保が喫緊の課題となっています。
令和6年度の介護報酬改定では、ICT活用や見守り機器等の活用も含めた良質な介護サービスの効率的な提供に向けた取組みが評価されました。人材確保への有効な手立てが模索されるなかで、DX(デジタルトランスフォーメーション)等、デジタル技術による新たな仕組みにより生産性の向上を図り、サービスの質の向上や業務負担の軽減等による働きやすい環境づくり等を推進することが注目されています。
介護現場のICT、DX化は期待されるほどには広まっていないといわれるなかで、これからは自施設のニーズや課題を踏まえた導入目的を理解し、ICTの活用方法を真剣に検討する段階に入っているといえます。
本セミナーでは、政策動向や実践事例等も踏まえながら、実効性のあるICTの活用方法やDX化で広がる介護現場の今後の展望について理解を深めます。