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平成15年度「世界エイズデー」啓発の主題について
掲載日:2003/06/13
更新日:2023/03/09
※ 更新から1年以上経過した情報です。内容が最新でない可能性があります。

 エイズ対策の推進に当たっては、日頃からご高配をいただき、ありがとうございます。  さて、UNAIDS(国連合同エイズ計画)では昨年に引き続き、2003年の「世界エイズデー」啓発テーマとして“stigma and discrimination”を、スローガンとして“live and let live”を掲げております。これは、効果的なHIV/AIDSの予防とケアを進めるため、その最大の障害となっている「偏見と差別」を取り除くことを目的としております。  一方で、我が国のおける状況を見ると、昨年の新規HIV感染者の報告数が、過去最高を示した平成13年報告数とほぼ同数になるなど、発生動向は依然として増加傾向にあります。さらに、そのほとんどが性的接触によるものであり、「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針」(平成11年10月4日付厚生省告示第217号)にも定められているとおり、性感染症対策と連携を図りつつ、正しい予防方法について普及啓発を積極的に実施していくことが喫緊の課題といえます。  そこで、我が国における今年度の「世界エイズデー」のテーマについては、エイズ予防について身近な問題として考えてもらうきっかけとするため、 “「エイズ」知ろう、話そう、予防しよう” といたしましたので、お知らせいたします。  なお、平成15年度における「世界エイズデー」の関連事業につきましては、別途お知らせする予定ですので、ご協力よろしくお願いいたします。

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