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インフルエンザ最新情報(第5週1月28日〜2月3日)
掲載日:2019/02/12
更新日:2019/02/12
※ 更新から1年以上経過した情報です。内容が最新でない可能性があります。

 国立感染症研究所感染症情報センター( http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html )は、「インフルエンザ流行マップ第5週(1月28日〜2月3日)2019年2月6日現在」を平成31年2月8日に公表した。

(コメント)2019年第5週の定点当たり報告数は43.24(患者報告数214,592)となり、前週の定点当たり報告数57.09より減少した。
 都道府県別では埼玉県(65.68)、新潟県(62.51)、宮城県(58.77)、千葉県(56.89)、大分県(52.14)、石川県(51.73)、神奈川県(51.62)、福島県(51.39)、栃木県(51.30)、山梨県(48.22)、茨城県(47.81)、宮崎県(47.59)、沖縄県(47.14)、東京都(45.67)、長野県(45.57)、群馬県(44.73)の順となっている。全都道府県で前週の報告数より減少がみられた。
 全国で警報レベルを超えている保健所地域は510箇所(全都道府県)、注意報レベルを超えている保健所地域は42箇所(23都道府県)となった。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約166.9万人(95%信頼区間158.6〜175.3万人)となり、前週の推計値(約222.6万人)より減少した。年齢別では、0〜4歳が約21.2万人、5〜9歳が約30.7万人、10〜14歳が約21.1万人、15〜19歳が約9.1万人、20代が約12.2万人、30代が約15.8万人、40代が約17.6万人、50代が約13.4万人、60代が約11.5万人、70代以上が約14.3万人となっている。また、2018年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約931.0万人となった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は2,573例であり、前週(3,257例)より減少した。全都道府県から報告があり、年齢別では0歳(101例)、1〜9歳(461例)、10代(95例)、20代(30例)、30代(44例)、40代(56例)、50代(82例)、60代(223例)、70代(471例)、80歳以上(1,010例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2019年第1〜5週)ではAH3亜型(53%)、AH1pdm09(46%)、B型(1%)の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。

第5週の都道府県別の定点当たり報告数【感染症情報センター発表の「感染症発生動向調査週報」等を基に機構で作成】
※定点とは、発生動向調査の観測用に選ばれた医療機関のことで、地域の流行状況について全体の傾向を可能な限り反映できるように、保健所ごとに設定されています。

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