家庭裁判所調査官
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受験資格 | 試験実施年度の4月1日現在、21歳以上〜30歳未満の者、21歳未満の大卒および大卒見込み者、30歳未満の大学院修了および大学院修了見込み者 ※日本国籍を有さない人、国家公務員法第38条に該当する人は受験できません。 |
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試験内容 | 試験種目 | 内容・出題分野・出題数 |
一次試験 | 基礎能力試験(多肢選択式) | 国家公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験 知能分野 24題 知識分野 6題 |
二次試験 | 専門試験(記述式) | 家庭裁判所調査官補に必要な専門的知識などについての筆記試験。 次の5領域から出題される15題のうち選択する2題。 ・心理学に関する領域(3題) ・教育学に関する領域(3題) ・福祉に関する領域(3題) ・社会学に関する領域(2題) ・法律学に関する領域(民法2題、刑法2題) |
政策論文試験(記述式) | 組織運営上の課題を理解し、解決策を企画立案する能力などについての筆記試験 1題 | |
人物試験T | 人柄、資質、能力などについての個別面接 | |
人物試験U | 人柄、資質、能力などについての集団討論及び個別面接 | |
試験日 | 〈一次〉5月ごろ、〈二次〉6月頃 | |
一次試験及び二次試験の筆記試験 | 札幌、函館、釧路、仙台、福島、盛岡、秋田、青森、東京、横浜、さいたま、千葉、水戸、宇都宮、前橋、静岡、甲府、長野、新潟、名古屋、津、金沢、富山、大阪、京都、神戸、広島、山口、岡山、鳥取、松江、高松、高知、松山、福岡、長崎、大分、熊本、鹿児島、宮崎、那覇 | |
二次試験の人物試験 | 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡 | |
受付期間 | 3月中旬〜4月中旬 | |
受験手数料 | 無料 |
(2024年度〜)
出典:「採用試験情報」|裁判所
(https://www.courts.go.jp/saiyo/siken/index.html)
受験資格はとくにありませんが、一次が基礎能力試験の多肢選択式、二次が記述式の専門試験と政策論文試験および人物試験からなります。ここ数年、高い競争率であるため、社会福祉学、社会学、心理学、教育学、法学のいずれかを専攻して受験する、または大学や短大に進学する際に検討して受験に備えることが大切です。
また、二次試験では人柄、対人的能力などについての集団討論と個別面接が行われるため、日ごろから専門書や新聞、雑誌などを読むほか、グループワークやワークショップなどを通じてコミュニケーション力を養い、集団討論に備える一方、人格形成にも心がけることが望まれます。
2023年度は申込者694人に対し、最終合格者75人と狭き門になっています。
出典:「令和5年度実施結果 総合職試験(家庭裁判所調査官補)」|裁判所
(https://www.courts.go.jp/saiyo/vc-files/saiyo/2023/saisi/Y-12kekka.pdf)
最高裁判所事務総局