独立行政法人福祉医療機構が運営する福祉・保健・医療の総合情報サイトです。
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2.保育士になる(復職する)ために
2.1 保育士のしごとについて
「保育士のしごと」とは
保育所などで子どもたちとかかわり、その健やかな成長を促すとともに、保護者をサポートします。内容についてはこちらをご覧ください。
保育士(福祉のしごとガイド)▶
2.2 保育士資格取得について
保育士の資格を取得するには
保育士資格を取得するルートには次の2つがあります。
@ 保育士養成課程のある大学や短大・専門学校を卒業する
A 保育士試験に合格する
詳しくは「資格取得のルート」をご覧ください。
「保育士養成施設」を探すには
@ こちらをクリックして「専門職養成施設検索」にアクセスします。
A 探したい地域をクリックし、養成校を検索します。
専門職養成施設検索(保育士養成施設)▶
2.3 保育士として働くために必要な「保育士証」
「保育士証」とは
「保育士」として働くには、その業務に就く前に、都道府県知事に対して登録申請手続きを行い、保育士証の交付を受けることが必要になりました。「保育士証」の交付を受けてはじめて、保育士として働くことができます。
保育士の登録(都道府県知事委託 保育士登録機関 登録事務処理センター − 社会福祉法人 日本保育協会)▶
保育士証の登録はこちらから ▶
(都道府県知事委託 保育士登録機関 登録事務処理センター
− 社会福祉法人 日本保育協会)
2.4 保育士の資格を活かせる主な仕事
保育士の資格や経験を活かせる主な仕事
● 保育所(保育園)
保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設です。
保育士の配置は必須となっています。
保育所(保育園)(福祉のしごとガイド)▶
● 乳児院
主に乳児を入院させて、これを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設です。
保育士の配置について必須とはなっていないものの、一定の割合まで、必置となっている看護師に代わって職員配置の基準を満たすことができます。
乳児院 (福祉のしごとガイド)▶
● 児童厚生施設(児童館、児童センター等)
児童遊園や児童館など、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、または情操をゆたかにすることを目的とする施設です。
児童の遊びを指導する者が配置される必要があり、保育士は社会福祉士などとともに、資格を有する者とされます。
児童厚生施設 (福祉のしごとガイド)▶
● 児童養護施設
保護者のない児童、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とした施設です。
児童指導員と並んで、保育士の配置は必須となっています。
児童養護施設 (福祉のしごとガイド)▶
● 障害児入所施設
1. 福祉型障害児入所施設
保護、日常生活の指導及び独立自活に必要な知識技能の付与の支援を行うことを目的とする施設です。
2. 医療型障害児入所施設
上記福祉型の目的に加え、さらに治療への支援が目的とされた施設です。
福祉型・医療型ともに、保育士の配置は必須となっています。
障害児入所施設 (福祉のしごとガイド)▶
● 児童発達支援センター
1. 福祉型児童発達支援センター
障害児を日々保護者の下から通わせて、日常生活における基本的動作の指導、独立自活に必要な知識技能の付与または集団生活への適応のための訓練を提供することを目的とする施設です。
2. 医療型児童発達支援センター
上記福祉型の目的に加え、さらに治療支援の提供が目的とされた施設です。
児童発達支援センター (福祉のしごとガイド)▶
● 児童心理治療施設
家庭環境、学校における交友関係その他の環境上の理由により社会生活への適応が困難となった児童を、短期間、入所させ、または保護者の下から通わせて、社会生活に適応するために必要な心理に関する治療及び生活指導を主として行い、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設です。
児童心理治療施設 (福祉のしごとガイド)▶
● 認定こども園
小学校就学前の子どもに対する教育及び保育並びに保護者に対する子育て支援の総合的な提供を推進するための措置を講じ、もって地域において子どもが健やかに育成される環境の整備に資することを目的とした認定こども園法に基づく施設です。
幼保連携型、保育所型、満三歳未満の児童を預かる幼稚園型・地方裁量型では、保育士の配置が必須とされています。
認定こども園 (福祉のしごとガイド)▶
その他、企業主導型保育所、地域子育て支援センターなどがあります。
2.5 求人情報を調べる
求人情報検索を利用する(ハローワーク)
(保育士求人情報の検索方法)
B 「求人区分」、「年齢」、「就業場所」を入力
C 「希望する職種」→大分類「保育・教育」→詳細「保育士」を選択し決定
D 右下の「検索」ボタンをクリック
(参考)操作方法
求人情報検索(ハローワークインターネットサービス)▶
@ 「ハローワークインターネットサービス」にアクセス
A 「仕事をお探しの方」をクリック
※ 求人情報検索のしかた(簡単な検索方法)|ハローワークインターネットサービス
※ 求人情報検索のしかた[PDF:840KB]|ハローワークインターネットサービス
ハローワークの連絡先
全国のハローワークの所在地が掲載されています。
ハローワークの住所、連絡先を確認できます。電話での相談等についてはこちらから。
全国ハローワークの所在案内(厚生労働省)▶
保育士・保育所支援センターへのリンク
都道府県・指定都市・中核市においては、社会福祉協議会を通じて設置している「保育士・保育所支援センター」等の相談窓口において、保育士資格を有しながら現在保育士として従事していない潜在保育士の活用支援を実施しています。
具体的には、潜在保育士の方に対して、保育士登録名簿を活用した情報発信や再就職相談・就職あっせん等を行うとともに保育事業者に対して、潜在保育士の活用方法(シフト、求人条件、マッチング等)に関する助言を行っています。
資料出所:こども家庭庁(令和5年6月現在) ▶
都道府県福祉人材センターへのリンク
都道府県福祉人材センターは、都道府県社会福祉協議会が都道府県知事の指定を受けて、設置・運営しています。(都道府県福祉人材センターの支所としてバンクを設置している県もあります)
各県によって事業は異なりますが、主に
@ 福祉の仕事についての啓発・魅力発信
A 求職者と求人事業所とのマッチング
B 福祉の仕事についての相談・支援
C 福祉従事者の資質向上・定着促進
の4つに取り組んでいます。
都道府県福祉人材センターの取り組みはパンフレットをご参照ください。
資料出所:福祉センター・バンク一覧|福祉のお仕事 ▶
2.6 保育施設等を探す
全国の保育施設等を探すには
全国の保育施設等の情報が閲覧できます。
ここdeサーチ(WAM NET)▶
2.7 再就職の支援
保育士の再就職の支援
国や自治体は、保育士業界の深刻な人手不足を解消するため、様々な支援を行っています。
保育人材の確保「厚生労働省」▶
詳細は「福祉人材センター・バンク」、もしくは各都道府県等の「福祉人材センター」へご確認ください。
●保育士就職準備金貸付
保育士資格を有しながら、保育士として勤務していない方が、保育の仕事に就職しようとするとき、就職の準備に必要な費用を貸付ける制度です。
貸付後、保育所等で2年間引き続き業務に従事した場合に返還債務の全額が免除されます。
●未就学児をもつ保育士の保育料一部貸付
未就学児をもつ保育士で、保育の仕事に就労することが決定している方に、保育所等の利用に係る保育料の一部を貸付する制度です。
貸付後、保育所等で児童の保護等(保育等の業務)に従事し、2年間引き続き業務に従事した場合には、返還債務の全額が免除されます。
●潜在保育士就職準備金貸付制度
保育士の離職防止や潜在保育士(保育士資格を有するが、保育士として勤務していない者)の就職支援を目的に資金を貸付け、地域の保育人材の確保及び定着を図るための貸付金制度です。
継続2年以上の従事を行うことで、貸付金の返還が全額免除されます。
1.1 児童福祉制度について
1.2 子ども・子育て支援制度について
3.1 保育所保育指針について
3.2 ガイドライン
4.1 保育士等キャリアアップ研修とは
4.2 保育士等キャリアアップ研修を探す
4.3 関連団体の研修情報
5.1 保育所保育指針について
5.2 保育士が働きやすい職場づくり
5.3 マネジメントの参考となる資料
6.1 行政情報
6.2 好事例紹介