WAM NETの利用状況調査では、行政情報コンテンツの利用割合が50.7% とトップを占めており、多くの利用者の皆様は行政情報の取得を目的にWAM NETを活用いただいているものと思います。行政情報については、できる限り最新の情報の掲載に努めていますが、利用者が膨大な情報の中から必要な情報をより簡単に探し出せるよう、以下の見直しを実施しました。
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新着情報を分野ごとに分類して掲載
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閲覧頻度の高い情報のランキングを掲載
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注目の行政情報として利用頻度の高い「主管部局長・主管課長会議資料」、「審議会等」、「介護保険最新情報」等の項目をカテゴリー化
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膨大な過去の掲載情報をアーカイブ化
令和6年4月に医療・介護・障害の6 年に1 度の同時改定が予定されています。このため令和5年度は中医協や介護給付費分科会等の関係審議会における報酬改定に向けた議論も活発化していくことが見込まれます。これらの審議会等の情報もできるかぎり迅速に掲載していきます。
行政情報については、従来から介護保険最新情報や介護サービスQ&Aのコーナーの利用頻度が高くなっていますが、国の政策動向も踏まえ、今般、「介護現場の生産性向上関連情報」コンテンツを新たに設けたところです。同サイトでは、業務改善に役立つガイドラインや介護ロボット・ICTの活用等のお役立ち情報を掲載しています。少子高齢化の進展のもと、介護人材の確保とともに介護現場の生産性の向上が喫緊の課題となっています。今後、全都道府県で介護生産性向上に関する相談や支援を行うワンストップ窓口が設置される見込みです。厚生労働省老健局高齢者支援課介護業務効率化・生産性向上推進室とも連携し、これらの最新の情報を掲載していきたいと考えています。
上記のような国の行政動向のほか、地方自治体や団体、事業者等においても地域で様々な取組みが実施されています。これらの地域の取組みについても、毎日、地方新聞等から情報を収集し、ニュース欄で紹介しています。
WAM NETの使命としては、福祉医療に関する各種情報を集約し、正確な情報を一元的に発信するプラットフォームを提供することにあると考えています。皆様の目的に応じた行政情報の取得のためにWAM NETを有効にご活用いただければと思います。