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2.食事に関すること
子ども・家庭

2.食事に関すること

お母さんの健康と赤ちゃんのすこやかな発育には、妊娠前からのからだづくりが大切です。

若い世代の「やせ」が多いことなどの課題を受けて、令和3年3月に「妊産婦のための食生活指針」が示されました。妊娠、出産、授乳等に当たっては、妊娠前からの健康なからだづくりや適切な食習慣の形成が重要です。このため、妊娠前からの健康づくりや妊産婦に必要とされる食事内容とともに、妊産婦の生活全般、からだや心の健康にも配慮した、10項目が示されています。

妊娠前からしっかりと食事をとることをぜひ意識しましょう。

■ 妊娠前から、バランスのよい食事をしっかりとりましょう

若い女性では「やせ」の割合が高く、エネルギーや栄養素の摂取不足が心配されます。主食・主菜・副菜を組み合わせた食事がバランスのよい食事の目安となります。1日2回以上、主食・主菜・副菜の3つをそろえてしっかり食べられるよう、妊娠前から自分の食生活を見直し、健康なからだづくりを意識してみましょう。

1食分のバランスの良い食事の目安として、主食、主菜、副菜の揃っていることがあります。 1日のうち主食、主菜、副菜の揃った食事が2食以上の場合、それ未満と比べて、栄養素摂取量が適正となることが報告されています。

■ 「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと

炭水化物の供給源であるごはんやパン、めん類などを主材料とする料理を主食といいます。妊娠中、授乳中には必要なエネルギーも増加するため、炭水化物の豊富な主食をしっかり摂りましょう。

■ 不足しがちなビタミン・ミネラルを、「副菜」でたっぷりと

各種ビタミン、ミネラルおよび食物繊維の供給源となる野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする料理を副菜といいます。妊娠前から、野菜をたっぷり使った副菜でビタミン・ミネラルを摂る習慣を身につけましょう。

■ 「主菜」を組み合わせてたんぱく質を十分に

たんぱく質は、からだの構成に必要な栄養素です。主要なたんぱく質の供給源の肉、魚、卵、大豆および大豆製品などを主材料とする料理を主菜といいます。多様な主菜を組み合わせて、たんぱく質を十分に摂取するようにしましょう。

【注意!】 お魚はからだに良いものですが、妊娠中はちょっと注意が必要です。

食べるお魚の種類と量に気を付けましょう。詳しくは、こちら

(厚生労働省:「これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと」)

■ 乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分に

日本人女性のカルシウム摂取量は不足しがちであるため、妊娠前から乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを摂るよう心がけましょう。

※ 葉酸について

妊娠前から妊娠初期にかけて、葉酸というビタミンをしっかりとることで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の予防につながります。

神経管閉鎖障害とは、胎児の神経管ができる時(受胎後およそ 28 日)に起こる先天異常で、無脳症・二分脊椎・髄膜瘤などがあります。

妊娠を知るのは神経管ができる時期よりも遅いため、妊娠を希望する女性は緑黄色野菜を積極的に摂取し、サプリメントも上手に活用しながら、しっかり葉酸を摂取しましょう。

■ 妊娠中の体重増加はお母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に

妊娠中の適切な体重増加は、健康な赤ちゃんの出産のために必要です。不足すると、早産やSGA (妊娠週数に対して赤ちゃんの体重が少ない状態)のリスクが高まります。

不安な場合は医師に相談してください。日本産科婦人科学会が提示する「妊娠中の体重増加指導の目安」を 参考に適切な体重増加量をチェックしてみましょう。

体重増加には、個人差があります。また浮腫(むくみ)が起こると急に増えることもあるので、不安な場合は医師に相談してください。

妊娠前の体格(BMI)を知っていますか?

BMIとは

BMI(Body Mass Index)は、身長と体重から算出される肥満や低体重(やせ)の測定に用いられる指標です。

実際にBMIを計算してみましょう!

身長と体重を入力してください

身長cm

体重kg

あなたのBMIは....

です。

■ 母乳育児もバランスのよい食生活のなかで

授乳中に、特にたくさん食べなければならない食品はありません。

逆に、お酒以外は、食べてはいけない食品もありません。必要な栄養素を摂取できるように、バランスよく、しっかり食事をとりましょう。

■ 無理なくからだを動かしましょう

妊娠中に、ウォーキング、妊娠水泳、マタニティビクスなどの軽い運動をおこなっても赤ちゃんの発育に問題はありません。

新しく運動を始める場合や体調に不安がある場合は、必ず医師に相談してください。

■ たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう

妊娠・授乳中の喫煙、受動喫煙、飲酒は、胎児や乳児の発育、母乳分泌に影響を与えます。お母さん自身が禁煙、禁酒に努めるだけでなく、周囲の人にも協力を求めましょう。

■ お母さんと赤ちゃんのからだと心のゆとりは、周囲のあたたかいサポートから

お母さんと赤ちゃんのからだと心のゆとりは、家族や地域の方など周りの人々の支えから生まれます。不安や負担感を感じたときは一人で悩まず、家族や友人、地域の保健師など専門職に相談しましょう。

妊娠中と産後の食事について妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針(令和3年3月)(厚生労働省)より作成

TOP>妊娠期お役立ち情報

妊娠期お役立ち情報

2.食事に関すること

お母さんの健康と赤ちゃんのすこやかな発育には、妊娠前からのからだづくりが大切です。

若い世代の「やせ」が多いことなどの課題を受けて、令和3年3月に「妊産婦のための食生活指針」が示されました。妊娠、出産、授乳等に当たっては、妊娠前からの健康なからだづくりや適切な食習慣の形成が重要です。このため、妊娠前からの健康づくりや妊産婦に必要とされる食事内容とともに、妊産婦の生活全般、からだや心の健康にも配慮した、10項目が示されています。

妊娠前からしっかりと食事をとることをぜひ意識しましょう。

■ 妊娠前から、バランスのよい食事をしっかりとりましょう

若い女性では「やせ」の割合が高く、エネルギーや栄養素の摂取不足が心配されます。主食・主菜・副菜を組み合わせた食事がバランスのよい食事の目安となります。1日2回以上、主食・主菜・副菜の3つをそろえてしっかり食べられるよう、妊娠前から自分の食生活を見直し、健康なからだづくりを意識してみましょう。

1食分のバランスの良い食事の目安として、主食、主菜、副菜の揃っていることがあります。 1日のうち主食、主菜、副菜の揃った食事が2食以上の場合、それ未満と比べて、栄養素摂取量が適正となることが報告されています。

■ 「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと

炭水化物の供給源であるごはんやパン、めん類などを主材料とする料理を主食といいます。妊娠中、授乳中には必要なエネルギーも増加するため、炭水化物の豊富な主食をしっかり摂りましょう。

■ 不足しがちなビタミン・ミネラルを、「副菜」でたっぷりと

各種ビタミン、ミネラルおよび食物繊維の供給源となる野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする料理を副菜といいます。妊娠前から、野菜をたっぷり使った副菜でビタミン・ミネラルを摂る習慣を身につけましょう。

■ 「主菜」を組み合わせてたんぱく質を十分に

たんぱく質は、からだの構成に必要な栄養素です。主要なたんぱく質の供給源の肉、魚、卵、大豆および大豆製品などを主材料とする料理を主菜といいます。多様な主菜を組み合わせて、たんぱく質を十分に摂取するようにしましょう。

【注意!】

お魚はからだに良いものですが、妊娠中はちょっと注意が必要です。食べるお魚の種類と量に気を付けましょう。詳しくは、こちら

(厚生労働省:「これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと」)

■ 乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分に

日本人女性のカルシウム摂取量は不足しがちであるため、妊娠前から乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを摂るよう心がけましょう。

※ 葉酸について

神経管閉鎖障害とは、胎児の神経管ができる時(受胎後およそ 28 日)に起こる先天異常で、無脳症・二分脊椎・髄膜瘤などがあります。

妊娠を知るのは神経管ができる時期よりも遅いため、妊娠を希望する女性は緑黄色野菜を積極的に摂取し、サプリメントも上手に活用しながら、しっかり葉酸を摂取しましょう。

■妊娠中の体重増加はお母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に

妊娠中の適切な体重増加は、健康な赤ちゃんの出産のために必要です。不足すると、早産やSGA (妊娠週数に対して赤ちゃんの体重が少ない状態)のリスクが高まります。

不安な場合は医師に相談してください。日本産科婦人科学会が提示する「妊娠中の体重増加指導の目安」を 参考に適切な体重増加量をチェックしてみましょう。

体重増加には、個人差があります。また浮腫(むくみ)が起こると急に増えることもあるので、不安な場合は医師に相談してください。

妊娠前の体格(BMI)を知っていますか?

BMIとは

BMI(Body Mass Index)は、身長と体重から算出される肥満や低体重(やせ)の測定に用いられる指標です。

実際にBMIを計算してみましょう!

身長と体重を入力してください

身長cm

体重kg

あなたのBMIは....

です。

■ 母乳育児もバランスのよい食生活のなかで

授乳中に、特にたくさん食べなければならない食品はありません。

逆に、お酒以外は、食べてはいけない食品もありません。必要な栄養素を摂取できるように、バランスよく、しっかり食事をとりましょう。

■ 無理なくからだを動かしましょう

妊娠中に、ウォーキング、妊娠水泳、マタニティビクスなどの軽い運動をおこなっても赤ちゃんの発育に問題はありません。

新しく運動を始める場合や体調に不安がある場合は、必ず医師に相談してください。

■ たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう

妊娠・授乳中の喫煙、受動喫煙、飲酒は、胎児や乳児の発育、母乳分泌に影響を与えます。お母さん自身が禁煙、禁酒に努めるだけでなく、周囲の人にも協力を求めましょう。

■ お母さんと赤ちゃんのからだと心のゆとりは、周囲のあたたかいサポートから

お母さんと赤ちゃんのからだと心のゆとりは、家族や地域の方など周りの人々の支えから生まれます。不安や負担感を感じたときは一人で悩まず、家族や友人、地域の保健師など専門職に相談しましょう。