(保育園)
保育所目次
親の代わりに子どもの健やかな生活をサポート
親に代わって子どもたちに基本的な生活習慣を身につけさせ、健やかに育つようサポートをする職場です。
朝から夕方まで、場合によっては深夜まで子どもを預かることもあります。乳幼児という、人間の基礎的な愛情や人格を作る時期の子どもたちが一日の大半を過ごす場所のため、家庭的な雰囲気で安心して過ごせるように心を配ります。
また、障がいのある子どもを預かる保育所もあり、専門の職員がケアを行っています。
親の仕事や病気により、日中の世話が必要な子どもたち
両親が仕事をしている、病気や出産により面倒がみ見られないなど、さまざまな事情から日中家庭で過ごせない子どもたちが過ごしています。
共働き世帯が増え、仕事をしている間子どもの世話をしてほしいというニーズが増えています。親が仕事や病気で世話ができないことがある、0歳〜小学校入学前の子どもが通っています。
保育士を中心に、健康管理や食事提供のための職員も
「保育士」が中心となって子どもの世話にあたります。預かる子どもの人数によって、最低必要な保育士の人数が決められているので、保育所はその規模に応じて保育士の確保が必要になります。
そのほかにこんな人も!
保育園で働く保育士の場合
朝、親たちが子どもを預けるために来園するよりも早く出勤し、勤務しています。
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- 07:30
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出勤、職員間の申し送り保護者からの連絡事項などを、全員で確認
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- 08:00
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登園の受け入れワンポイント解説嘱託医や保健師による体調の確認も行う
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- 08:30
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朝の水分補給・トイレの世話など体を動かす前に水分補給をしてもらう
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- 09:00
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室内活動気候がよければ、園外へ散歩に出かける
0〜2歳の子どもは午前の昼寝
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- 10:00
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戸外での自由な遊びに付きそうワンポイント解説子どもの月(年)齢や季節に合わせたメニューを用意
食事の手伝いが必要な子どものサポートをする
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- 11:30
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手洗い、給食子どもの月(年)齢や季節に合わせたメニューを用意
食事の手伝いが必要な子どものサポートをする
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- 12:30
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午後の昼寝、おむつ交換などワンポイント解説昼寝中の事故がないように見守る
職員は交替で昼食をとる
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- 14:00
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子どもたちの自由な遊びを見守る・声かけ子どもたちが集団で遊び人づきあいをはぐくむのを見守る
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- 15:00
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おやつ月(年)齢に応じたおやつを用意して提供
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- 16:00
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子どもの様子を確認しつつ、帰宅に対応迎えに来た保護者に子どもの様子など必要な連絡事項を伝える
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- 17:00
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終業夜間まで子どもを預かる場合もある
安全に子どもたちを預かるだけでなく、基本的な生活習慣を身につけさせるなど、健やかな発育をサポートすることも保育所の大切な役割。
利用を求める人が増える一方で、保育所の数は足りていない。保育所の数を増やしても、働ける保育士の数も不足している。
保護者が通勤途中で子どもを預けられるよう駅近に開業する、会社や学校の中に設けるなど、さまざまなスタイルの保育所が増えている。
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