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子ども
児童指導員(じどうしどういん)

目次

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施設(しせつ)(とう)生活(せいかつ)する()どもたちを(ささ)える仕事(しごと)

家庭(かてい)事情(じじょう)などにより福祉施設(ふくししせつ)生活(せいかつ)する()どもたちが(すこ)やかに成長(せいちょう)できるよう、(おや)()わって生活(せいかつ)のサポートを(おこな)仕事(しごと)です。

保育士(ほいくし)協力(きょうりょく)して()どもたちが安心(あんしん)できる環境(かんきょう)(ととの)えたり、その()支援者(しえんしゃ)学校(がっこう)()どもをどのようにサポートするか(はな)()うなど、さまざまな事情(じじょう)(かか)えた()ども一人(ひとり)ひとりの個性(こせい)()わせて、(なや)みや(こま)りごとを解決(かいけつ)できるよう(つと)めます。

また、()どもの(おや)との(はな)()いも(おこな)います。

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保護(ほご)する必要(ひつよう)のある()どもたちが生活(せいかつ)する施設(しせつ)

(おや)がいなかったり、(いえ)虐待(ぎゃくたい)()けたりしている()どもたちを保護(ほご)する児童養護施設(じどうようごしせつ)家庭(かてい)(そだ)てることが(むずか)しい()まれたばかりの()どもを()()乳児院(にゅうじいん)(しょう)がいがある()どもたちが生活(せいかつ)する障害児入所施設(しょうがいじにゅうしょしせつ)などで(はたら)いています。

()どもたちをめぐる、(おや)などからのさまざまな相談(そうだん)()けたり、助言(じょげん)(おこな)児童家庭支援(じどうかていしえん)センターや児童発達支援(じどうはったつしえん)センターなどで(はたら)くこともあります。

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児童家庭センター
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児童心理治療施設
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児童養護施設(じどうようごしせつ)(はたら)児童指導員(じどうしどういん)宿直(しゅくちょく)勤務(きんむ))の場合(ばあい)

  • 9:00
    出勤、前日の宿直職員からの申し送り
    子どもについての連絡事項など、情報を確認・共有
  • 9:30
    施設内の点検
    子どもたちが登校中、施設内に危険な個所がないか点検
  • 10:00
    子どものサポート計画を相談
    保育士や心理療法対応職員などと相談し、子どものサポート計画を立てる
  • 11:00
    児童相談所や学校の電話対応
    新しく受け入れる子どもの相談などの電話対応を行う
  • 12:00
    未就学児と一緒に昼食
    未就学児の昼食を手伝う
  • 13:00
    子どもたちの歯みがき指導、昼寝の付きそい
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    ワンポイント解説
    歯みがき や昼寝といった生活習慣を伝える
  • 14:30
    下校してくる子どもたちの出迎え
    親が連れ戻しにくる可能性がある子どもの場合、学校などまで迎えに行く
  • 15:00
    おやつの時間の付きそい
    おやつを食べながら、休園・休校日の予定などを確認
  • 16:00
    生活習慣についての指導
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    ワンポイント解説
    お金の管理など、社会生活に必要な生活習慣を伝える
  • 17:00
    子どもたちと一緒に夕食
    食事時のマナーや後片づけを見守り
  • 18:00
    夕食後の自由時間
    悩みや困りごとのある子どもに、1対1対で寄りそう
    子どもの宿題に付きそう
  • 20:00
    入浴や着替えなどの手伝い
    寝る前の習慣や部屋の片づけのしかたなどを伝える
  • 21:00
    子どもたちの就寝
    寝つけない子どもに寄りそう
  • 22:00
    その日の記録や指導計画を作成
  • 23:00
    施設内の確認
    施設内の防犯の状態を確認
    宿直する職員は、交替で仮眠をとる
  • 6:30
    子どもたちの起床および朝の掃除
    子どもたちに起きるよう呼びかけ
    着替えや掃除など、朝の支度をサポート
  • 7:00
    子どもたちと一緒に朝食
  • 7:30
    登園・登校の見送り
    忘れ物がないかどうかの確認
    順次子どもたちを見送る
  • 9:00
    交替の宿直職員に申し送り、終業
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子どもに生活習慣が身についたとき

・手づかみで食事を食べていた子どもが、施設で伝えたことにより、箸やフォークを使って食事ができるようになった

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悩みを抱えた子どもが、心を開いてくれたとき

・施設で周囲から孤立していた子どもが、少しずつ打ち解けて友だちを作れるようになった

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かかわった子どもが成長し、社会でがんばっていると聞いたとき

・施設を出た子どもから、「子どもにかかわる福祉の資格をとる勉強をしている」という手紙をもらった

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児童指導員(じどうしどういん)任用資格(にんようしかく)必要(ひつよう)

児童指導員(じどうしどういん)になるには、児童指導員(じどうしどういん)任用資格(にんようしかく)をとることが必要(ひつよう)です。この資格(しかく)をとるためには、(おお)きく()けて以下(いか)の5つのルートがあります。
1
厚生労働省が決めた学校を卒業ルート
2
社会福祉士や精神保健福祉士の資格をとるルート
3
大学などで心理学等を勉強して卒業ルート
4
大学などで教員免許をとり、都道府県の認定を受けるルート
5
高校など卒業後、子どもにかかわる福祉の仕事を2年以上して、都道府県知事の認定を受けるルート
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