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小学校に入学する前の子どもたちを教育する仕事
幼稚園教諭は、主に幼稚園で、子どもたちが小学校で集団生活をするための生活習慣や知識を教える仕事です。
保育士 が主に保育所で子どもたちの健やかな発育を支えるのに対し、幼稚園教諭は主に幼稚園で3歳以上の子どもたちがスムーズに小学校生活へ移れるように「教育」する役割が多くなります。
幼稚園や認定こども園で活躍
3歳から小学校に入学するまでの子どもたちが通う幼稚園のほか、保育所と幼稚園の両方の役割をもつ認定こども園にも働く場があります。
幼稚園に勤める幼稚園教諭の場合
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- 8:00
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出勤、園内での教諭同士での打ち合わせ休園連絡や子どもについての連絡事項など、情報を確認・共有
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- 8:30
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スクールバスなどで子どもたちが登園あいさつをしながらその日の子どもたちの様子を確認
朝礼の時間まで子どもたちと一緒に遊ぶ
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- 9:30
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朝礼ワンポイント解説園長先生による話を聞く
子どもとともにみんなで歌を歌う
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- 10:00
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午前の活動プログラムワンポイント解説子どもが集中する時間を作るため、ブロックなどを用いて活動
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- 12:00
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子どもたちの昼食食事の手伝いが必要な子どものサポートをする
職員は交替で昼食をとる
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- 13:00
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子どもたちの自由時間ワンポイント解説子どもたちに園庭で思い思いに遊んでもらう
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- 14:00
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午後の活動プログラムワンポイント解説季節ごとのおゆうぎ・劇などの発表会の練習
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- 15:00
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降園、時間を延長する子どもたちへの対応家へ帰る子どもたちを送り出す
時間を延長して園に残る子どもたちと、親が迎えにくるまで一緒に遊ぶ
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- 16:00
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教諭会議子どもたちの様子について気になる点などを共有
月ごとのカリキュラムを作成
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- 17:30
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終業
子どもの成長を手伝えていると実感できたとき
・登園を渋っていた子どもが、「園でおにごっこをするのが楽しみ」と笑顔で伝えてきた
・入園当初、いすに座っていられなかった年少組が、練習を重ねて、最後は無事におゆうぎ会を終えられた
親から「子どもが成長した」という実感が伝えられたとき
・家で後片づけやお手伝いを自主的に行うようになったと聞いた
・幼稚園で習った歌を、家で嬉しそうにおひろめしたと聞いた
幼稚園教諭の免許状をとることが必要
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