低(てい)年齢(ねんれい)から子(こ)どもの健(すこ)やかな成長(せいちょう)をサポートする保育園(ほいくえん)と、学校(がっこう)に上(あ)がる準備(じゅんび)として教育(きょういく)することに力(ちから)を入(い)れる幼稚園(ようちえん)の、両方(りょうほう)のよさを合(あ)わせもつ、子(こ)どもの育(そだ)ちの場(ば)です。

親(おや)が共働(ともばたら)きなど、子(こ)どもが保育園(ほいくえん)に通(かよ)う必要(ひつよう)があるものの、幼(おさな)い頃(ころ)から十分(じゅうぶん)に学習(がくしゅう)の準備(じゅんび)をさせたいなどのニーズから生(う)まれました。

認定(にんてい)こども園(えん)には、幼(よう)保(ほ)連携(れんけい)型(がた)・保育所(ほいくしょ)型(がた)などのタイプがあり、それぞれ特徴(とくちょう)ある取(と)り組(く)みをしています。

また、保育所(ほいくしょ)とは異(こと)なり、両親(りょうしん)が共働(ともばたら)きなど保育(ほいく)を必要(ひつよう)とする理由(りゆう)がなくても通(かよ)えるので、途中(とちゅう)で親(おや)の事情(じじょう)が変(か)わっても子(こ)どもは同(おな)じ園(えん)にい続(つづ)けられ、安定(あんてい)した育(そだ)ちの場(ば)になります。

保育所(ほいくしょ)や幼稚園(ようちえん)と同様(どうよう)に、0歳(ぜろさい)から小学校(しょうがっこう)入学(にゅうがく)前(まえ)までの子(こ)どもが通(かよ)っています。幼(よう)保(ほ)連携(れんけい)型(がた)の認定(にんてい)こども園(えん)の場合(ばあい)、保育士(ほいくし)や幼稚園教諭(ようちえんきょうゆ)の資格(しかく)をもつ職員(しょくいん)のもとで育(そだ)ち、学(まな)んでいます。

0〜2歳(にさい)の子(こ)どもたちには、主(おも)に保育士(ほいくし)がかかわります。一方(いっぽう)、幼(よう)保(ほ)連携(れんけい)型(がた)の認定(にんてい)こども園(えん)では、3歳(さんさい)から小学校(しょうがっこう)入学(にゅうがく)前(まえ)までの子(こ)どもたちには、保育士(ほいくし)と幼稚園教諭(ようちえんきょうゆ)の両方(りょうほう)の資格(しかく)をもつ職員(しょくいん)がかかわることが望(のぞ)ましいとされています。

預(あず)かる子(こ)どもの人数(にんずう)によって、最低(さいてい)必要(ひつよう)な保育(ほいく)士(し)・教諭(きょうゆ)の人数(にんずう)が決(き)められているので、その規模(きぼ)に応(おう)じて保育士(ほいくし)・教諭(きょうゆ)の確保(かくほ)が必要(ひつよう)になります。

ほとんどは朝(あさ)〜日中(にっちゅう)の勤務(きんむ)ですが、子(こ)どもの親(おや)が仕事(しごと)をしている場合(ばあい)にも対応(たいおう)できるように、交替(こうたい)で夕方(ゆうがた)まで保育(ほいく)を行(おこな)う場合(ばあい)もあります。