(特別養護老人ホーム)
介護老人福祉施設目次
必要な支援で、高齢者に安心して暮らしてもらう生活の場
家で暮らすのが難しくなった高齢者が中心に利用します。一人ひとりの生活スタイルに合った計画に基づいて、できるだけ「自分でできること」を保ち、生活のしづらさを補いながら、安心してくらしてもらう職場です。
1部屋に1〜4人程度の人が暮らしていることが多いようです。
最近は、いくつかの個室を1グループにし、まん中のリビングを囲んで共同生活を送るといった、一般の家のようなスタイルが増えています。お互いが家族のように支え合うことで、それぞれの「役割」や「できること」が増えて、元気になってくれることを期待しています。
多くの介護が必要となって
家で暮らしづらくなった高齢者
年を重ねると、病気などで思うように身体が動かなくなったり、ものを覚えたり判断する力が衰えがちになります。やがて、家では生活がしづらくなり、本人も戸惑ったり、手助けをする家族の負担が大きくなることもあります。
この職場には、このように、年を取ったことが原因で家では食事やトイレ、入浴など日々の生活がしづらくなった高齢者が移り住んできます。
高齢であっても、自分でできることはまだまだあります。その人の「自分らしく暮らしていきたい」という気持ちを大切に、周りの適切な環境と手助けでご本人の力を活かしながら、その人らしい生活を叶えながら過ごしてもらうようにしています。
高齢者の「生活」を「介護」する専門職が中心
この職場は、介護が多く必要な人が暮らす生活の場です。そのため主に、食事やトイレ、入浴など日常生活に必要なことを助ける技術を持つ「介護職員」や、体調を整える知識が豊富な「看護職員」が働いています。働く人数は、法律でだいたい決められています。
そのほかにこんな人も!
- 生活上の相談にのる生活相談員
- 栄養状態を整える栄養士または栄養管理士リハビリをして体の機能を回復・維持する機能訓練指導員一人ひとりに必要でピッタリな計画を立てる介護支援専門員(ケアマネジャー)
特別養護老人ホームで働く介護職の場合
2〜3交代制のシフト勤務で、日中は1日8〜9時間勤務する施設が多いようです。仕事のタイミングを見ながら、交代して休憩を取ります。
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- 07:30
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朝の申し送り、利用者さんの 起床の手伝いトイレや洗面の促し、着替えなどの必要な動作をお手伝いする
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- 08:00
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朝食準備 、食事介助ワンポイント解説手伝いが必要な人の食事介助や、薬が必要な人の服薬を手伝う
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- 10:00
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レクリエーション提供各人の「楽しめること」を、本人がやりやすいように工夫して提供
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- 12:00
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昼食準備、食事介助手伝いが必要な人の食事介助や、薬が必要な人の服薬を手伝う
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- 13:00
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午後のお茶の提供、利用者さんの見守りワンポイント解説この間に、洗濯やシーツ交換など、バックヤードの業務などの雑務を行うこともある
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- 14:00
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リハビリや訓練・入浴介助、家族との面会対応その日の職員で役割分担して、各利用者さんに合わせた対応を行う
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- 15:00
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おやつの提供利用者さんができるだけ自宅のように自由にくつろいで暮らせているか見守る
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- 17:00
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夕食準備、食事介助手伝いが必要な人の食事介助や、薬が必要な人の服薬を手伝う
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- 18:00
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記録をもとに夜勤職員に引き継ぎ
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- 20:00
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就寝準備利用者さんの就寝前の着替えや歯みがき、トイレの介助をする
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- 21:00
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就寝見守りワンポイント解説夜中のトイレなど、ナースコールで呼ばれたら対応する
利用者さんの年齢は高め。やや重い病気の人、亡くなる間際の人もいることがあり、緊張感とやりがいのある職場
ご本人が家で一人で暮らすのはもう難しい、介護する人の負担が大きすぎる、という場合などに利用を検討されることが多い
24時間365日、職員が近くにいて緊急時も対応するので、利用者さんと家族は安心
医療と連携して、亡くなる方を最期まで看取る施設や、施設内で葬儀までを行うところもあります。
施設などに入所・入居して暮らす
自宅でサービスを利用して暮らす
どう暮らせばよいか相談する
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