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親が子どもの世話をできないときに、親の代わりに保育をする仕事
親が仕事や病気、用事などで子どもの世話をできない間、親に代わって子どもの身の回りの世話や健やかに育つためのサポートをする仕事です。
子どものいる家庭を訪れて行うほか、施設などで子どもを預かる場合もあります。施設で預かる場合は、保育所とは異なり、その子どもだけを原則として1対1で担当します。


各家庭や保育室などで活動
事業所からの派遣または個人で依頼を受けた場合、各家庭を訪れて子どもの世話を行います。企業や役所にある保育室から、子どもの親が求める場所に行って世話をする場合や、特定の場所で子どもを預かるケースもあります。
子どもを預かってもらいたい親を紹介するファミリー・サポート・センターという制度や、役所が運営する家庭保育室の一時預かりなど、近年活躍の場が増えています。



派遣元から個人の家庭に派遣される正職員のベビーシッターの場合
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- 8:00
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事業所に出勤、その日のスケジュール確認派遣先の家庭での注意点など、指示を受ける
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- 8:30
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1件目の家庭を訪問ワンポイント解説仕事に出かける親から子どもを預かる。
事前に親と打ち合わせた内容や注意点に沿って、子どもの世話をし一緒に遊ぶ。
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- 11:00
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事業所に戻って報告、記録の作成ワンポイント解説別のベビーシッターが訪問してもスムーズに保育ができるよう、訪問時の注意事項を記録する
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- 12:00
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昼食、休憩
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- 13:00
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事業所が運営する家庭保育室で保育事業所の家庭保育室で子どもの世話
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- 16:00
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別の家庭を訪問し、子どもの世話買い物・用事に出かける親の「短時間でも見てほしい」という要望に対応
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- 18:00
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事業所に戻って報告、記録を作成し、終業翌日の予定や注意事項などについて確認


仕事と育児の両立で悩む親から、感謝の言葉を聞けたとき
・「保育園の空きがなく途方にくれていたが、おかげで仕事を辞めずにすんだ」と感謝された

担当する子どもが、自分でできる身の回りのことが増えたとき
・1人でトイレにいけなかった子どもが、ベビーシッターがいるからとがんばってくれたため、身についた。

ベビーシッター同士の交流で、自分の保育の技能が高まったとき
・チームのベビーシッターのアドバイスを実践したら、子どものかんしゃくがすんなりおさまった

保育士資格や児童福祉施設での勤務経験があれば、就職しやすい



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