誰(だれ)でも病気(びょうき)やケガで体調(たいちょう)を崩(くず)すことがあります。その治療(ちりょう)のために手術(しゅじゅつ)したり薬(くすり)を出(だ)したりする医師(いし)の指示(しじ)のもと、治療(ちりょう)の手伝(てつだ)いをしたり、症状(しょうじょう)が落(お)ち着(つ)いている人(ひと)の健康状態(けんこうじょうたい)をチェックするのが、看護師(かんごし)の役割(やくわり)です。

その看護(かんご)師(し)の指示(しじ)で、看護(かんご)の手伝(てつだ)いをするのが准看護師(じゅんかんごし)です。

看護師(かんごし)は国家資格(こっかしかく)ですが、准看護師(じゅんかんごし)は都道府県(とどうふけん)が行(おこな)う試験(しけん)に合格(ごうかく)すれば資格(しかく)をとれます。

特別(とくべつ)な分野(ぶんや)でより高(たか)い看護(かんご)技術(ぎじゅつ)を発揮(はっき)できると認(みと)められた看護師(かんごし)を、「認定(にんてい)看護師(かんごし)」「専門(せんもん)看護師(かんごし)」といいます。

主(おも)な職場(しょくば)は病院(びょういん)や診療所(しんりょうじょ)（クリニック）ですが、介護施設(かいごしせつ)や障害者施設(しょうがいしゃしせつ)、利用者(りようしゃ)の家(いえ)を訪問(ほうもん)して看護(かんご)を行(おこな)う訪問看護(ほうもんかんご)ステーションなど働(はたら)く場所(ばしょ)が増(ふ)えています。

保健所(ほけんじょ)や学校(がっこう)、子育(こそだ)て支援(しえん)センター、地域包括支援(ちいきほうかつしえん)センターなどで、地域(ちいき)の人々(ひとびと)の健康(けんこう)相談(そうだん)にのることもあります。