病気や事故などによって日常生活がうまくできない状態が引き起こされることを「障がい」といいます。社会は、障がいがない人を頭に置いてしくみや環境が作られていることが多いので、体や知能、精神などに「障がい」を抱える人たちは、日々の生活そのものに大きな壁を感じながら暮らしています。
福祉のしごとには、障がいのある人々ができるだけこのような壁を感じずに過ごせるように調整をする相談や、移り住んで暮らす施設、仕事や日常生活を訓練するための通いの施設などの職場があります。最近は、障がいがあっても地域の自分の家で過ごしたい人が増えているため、本人の自宅に出向いて暮らしづらさを減らすしごとも注目されています。
また、日常にある障がいの壁を取り除くために、生活の動作や作業、仕事やコミュニケーション、移動など、さまざまな角度から障がいのある人を手助けする職種があります。
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